【せかせか感を味方に未来を描く】
2024年も終わりが近づいてきました。
今年も多くの方々に支えられ、充実した1年を過ごすことができました。
改めて心より感謝申し上げます。
年末になると、独特の「せかせか感」に包まれるのを感じます。
仕事では締め切りに追われ、
プライベートでは忘年会やクリスマスの準備、さらには新年に向けた計画が加わり、
スケジュールがぎゅうぎゅうに詰まることもしばしばです。
この忙しさは、ある意味で1年の締めくくりらしいものですが、
一歩間違うと、ただタスクをこなすだけで終わってしまう危険性があります。
ただ、僕にとってこの「せかせか感」は悪いものではありません。
むしろ、これをチャンスとして捉え、
自分自身やチームの行動を見直す絶好の機会だと思っています。
忙しい中でも一度立ち止まり、棚卸しをする。
そうすることで、次の年をどう迎えるべきかが見えてくるんです。
特に優秀な人ほど、自分のスケジュールを詰め込みがちです。
「忙しい=頑張っている」と思い込んでしまうことも多いですが、実際にはそれが効率的とは限りません。
僕たちの会社では、マネージャーたちがGoogleカレンダーを活用し、それぞれの予定を俯瞰できる仕組みを整えています。
その中で、不要と思われるタスクや予定については僕自身がアドバイスをすることもあります。
「それ、本当に必要か?」
「その時間、休んだ方が良いんじゃないか?」
と問いかけることで、より効果的なスケジュール管理を実現しています。
また、年末の忙しい時期には、意思決定の速さが求められる場面が増えます。
だからこそ、定期的なチェックインやコミュニケーションが重要です。
しかし、その際に体調やメンタルのコンディションが整っていないと、
正しい判断が難しくなることもあります。
僕自身、「最高の状態でマネジメントする」ということを常に意識しており、
そのためにスケジュールの調整や無駄の削減を心がけています。
一方で、こうした棚卸しや意思決定だけでなく、未来に向けた準備もこの時期に重要なポイントです。
僕は年末に、翌年の目標や計画を立てることを大切にしています。
具体的なタスクに落とし込むのは年が明けてからでも構いませんが、
年末のうちに
「来年はこれを達成したい」
「こういう自分でありたい」
といった大まかな方向性を描くことが肝心です。
これらの計画は単なる目標設定に留まらず、自分やチームの行動指針となるものです。
特に、
ビジネスにおいては
一貫性のある目標と計画が組織全体の力を引き出す原動力になります。
計画を立てたら、それに向けた準備を整え、最初の一歩を踏み出す。
これこそが、
せかせかとした年末を意味のある時間に変えるための鍵だと感じています。
2024年、本当にありがとうございました。
今年も多くの挑戦と学びを得られた1年でした。
2025年はさらに大きな成長を目指し、効率的で意味のある行動を重ねながら、新たな挑戦を進めていきます。
皆さまにとっても、2025年が素晴らしい1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
それでは、良いお年をお迎えください!
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