日々の姿勢が、信頼される“らしさ”を育てる
ブランドというと、ロゴやデザイン、キャッチコピーのような
“目に見えるもの”を想像されがちです。
でも僕は、ブランドの本質は「一貫性」だと考えています。
たとえば、
SNSで語っている理念と、現場での言動が食い違っている。
広告では“高品質”をうたっているのに、サービスは雑だった。
こんな“ズレ”を、お客さんは敏感に察知します。
違和感は信頼を少しずつ削っていく。
逆に、どんな場面でも“らしさ”がにじみ出ている会社には、安心感があります。
言っていることとやっていることが一致している。
誰が対応しても、その会社らしさが伝わる。
そこに「信頼」という価値が積み重なっていくんです。
一貫性は、派手さではなく“日常”に宿る。
そしてそれは、経営者自身の在り方から始まるものだと思います。
発信する言葉、現場での判断、メンバーへの姿勢。
すべてに一貫性があることで、会社全体が“ブランドとしての人格”を持ち始める。
一貫性がある会社は、選ばれます。
価格だけじゃない、安心感や信頼感で選ばれる時代に、
一貫した組織の姿勢が何よりのブランドになると僕は信じています。
次回予告
→「言いにくいことを先に言える人が、組織を変える」というテーマでお届けします。
健全なチームの条件とは何か、僕の体験をもとにお話しします。
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