勇気ある一言が、チームの空気を変えていく
どんなに理念やルールを整えても、チームの中に「言いにくいことを言える空気」がなければ、組織は本当には強くなれません。
僕はずっと、「先に言える人が組織を強くする」と思ってきました。
たとえば「それは違うと思います」と言う勇気。
「正直、それはやりすぎです」と止める言葉。
そういう“先にブレーキを踏める人”がいる組織は、健全です。
問題が大きくなる前に止められる。小さなモヤモヤを放置しない。
逆に言えば、誰も何も言わない会社ほど、じわじわ崩れていく。
もちろん、言う側にも覚悟がいります。
「空気を乱すんじゃないか」とか、「自分だけが悪者になるんじゃないか」といった不安もある。
でも、それでも言う。
その勇気がある人がいる会社は、やっぱり強い。
言いにくいことを「言ってもいい」から「言ってくれてありがとう」へ。
そんな空気をつくるのは、結局、経営者の背中なんですよね。
次回予告
→「育てるより、気づかせる」というテーマでお届けします。
人を育てるとはどういうことか?問いの力と気づきの設計についてお話しします。
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